お金という“エネルギー”と向き合う──本質に迫るマネーバイアスの視点/sha

(5/19)ピーターイベント(申込75名)の心に響いたところ
先日のイベントは面白かったです。
その中から一部抜粋+感想。
テクノロジーの進化におけるお金との関係性についての話を伺った時のピーターの回答の一部。
近年色々な通貨が開発されているが、グローバルのお金の仕組みを変えるまでには到っていないという見解。
本当にその通りだと思う。
勿論既存の法定通貨の一部の機能が追加されたり、廃棄されているので、異なる文化を創る基点にはなりえるが、グローバルシステムを変えるほどには到っていない。
そこの真因は人間の方が進化が追い付いていないという見解。
本当過ぎて唸らされる時間となりました。

色々なところで貨幣を創る実験を行うことがあるのですが、そこでの学びは「どういう世界を創りたい為に、どこをボトルネックと思い新しい貨幣を創りたいとなったか」がなかなか難しいということ。
この辺を当たり前のように扱うには、お金に対するバイアスをしっかりほぐして、「お金ってどういうものなのか」「お金にどういうエネルギーを預けてしまっているのか」をちゃんと向き合う必要がある。そんな気がしてます。
その辺の一助になるのがこの『MONEY BIAS』だと思ってます。
答えを教えてくれるわけではないのですが、どういう視点が足りないのかを示唆してくれる、そんな本です。この本を読んでも良いし、この本を間に置いて対話するもよし。お金があって急ぎな場合はライフマネーワークなどを行っても良い。勿論それ以外の手段でそこにたどりつけるのならそれも良し。
そんな感じに思ってます。
Money Bias関連のイベントなどが毎月のようにあってなかなかワクワクする日々♪

書いた人:sha(西澤 篤央)