「“失う不安”から“分かち合う喜び”へ──マネーバイアスが開く意識の扉/あっちゃん
『マネーバイアス』出版記念のイベントで、
著者のピーターが直接語ってくれました^ ^
心に深く残った言葉がたくさんあり過ぎたのですが、
私にとってタイムリーだったのは、この一言。
「お金は、本来 “愛をもって渡すもの” だったはずだ。」
ところが、
気づかぬうちに、「失うこと」や「足りないこと」への不安を前提とした仕組みの中で、お金と向き合っているのかもしれません。
失うことへの恐れ。
備えなければならないという焦り。
数字を増やすことで安心を得ようとする気持ち。
このイベントの当日、私は、
お店の電気契約の金額が想定より高くなりそうで、
電力会社の方と電話している自分がだんだんイライラしてきていることに気づき何とも言えない気分になっていました。
備えようと必死になり、
お金の残高で安心を得ようとしている私。
そんな自分の反応を見つめる時間にもなりました。
そもそも愛を持って受け取っていたものなのに。
日常の小さな「お金を手渡す瞬間」に、何を込めるのか。
誰かに支払うとき。
何かを受け取るとき。
そこに、ほんの少しのやさしさや慈しみをこめること。
お店に電気が届くまでのたくさんのつながりに想いを馳せることもできたはず。
それだけでも
お金の循環は変わりはじめる。
今の中央銀行を中心とした金融システムの中でも、
私たちは「愛をもってお金を使う」ことができる。
その中で、“どう使うか”を選ぶことができる。
マネーバイアスとは、単なるお金の話ではなく、
人間の意識と深くつながっているテーマ。
私たちは今、どんな未来を向いているのか。
「失うこと」ではなく「分かち合うこと」を前提とする世界へ。
未来はすぐには変わらないかもしれない。
でも、今日、この手から変えていける。
ピーターの溢れる願いと、未来の可能性と、
たくさん感じさせてもらったとても豊かな時間でした☺️
深い問いを投げかけてくれた史郎さん。
司会進行をしてくれた、のっちとゆうちゃん。
ピーターの言葉を訳して届けてくれたゆみさん。
あったかい放課後をつくってくれたshaさんや、一緒に参加してくださった皆さま。
ピーターの話をわかりやすくmiroにまとめてくれたこうちゃん。
そして、企画運営を支えてくれた人事労務の皆さま。
本当にありがとうございました✨

書いた人:あっちゃん(伊原 淳子)